春を迎え、マスクを着用せずに済むかと思いきや。

季節外れのインフルエンザが流行しているとかで、人が多い場所へ外出時のマスク着用は、まだまだ必要かもしれないと思っている、ちば子。です。

HSP(敏感すぎる人)の当事者である私は、触覚過敏もお友達状態です。

ただ、子どもの頃よりは過敏さが落ち着いてきているように感じますが、それでも直接身に着けるものについては、気を配る必要があります。

今回は、触覚過敏についてご紹介させていただきます。

あくまでも、私の場合ですので、そういうケースもあるのだなくらいに留めていただければと思います。

HSP(敏感すぎる人)の触覚過敏…私の場合

生まれた時から、アトピー性皮膚炎があり、肘や膝はがっさがさ。

痒くてかきむしるものだから、全身傷だらけ…。

角質がボロボロ剥けてくるため、周りからは気持ち悪がられていました。

私の場合は、顔にはあまり湿疹が出ず、主に肘や膝、あとは脇や肘・膝の裏などに出ていました。

せっせと保湿しても追いつかないくらい…。

服のタグや、セーターなどの繊維がちくちくして痛い…。

タグは切ってもらったりしていました。

セーターなどは、直接肌に触れないようにしていました。

 

直接肌に触れるものには、特に気を使い、タオルやハンカチ、下着類も。

なるべく自然素材のものを選んでいました。

下着のレースなども、肌に合わないと痒くなる…見えないおしゃれも一苦労です。

 

使い捨てのものでも同様で、生理用品でも被れてしまうものがあります。

マスクも同様です。

そのため、自分の目で生産国などをチェックしてから購入するようになりました。

ただ、取り扱いが少ないものだと、お店探しに苦慮するなんてこともあります。

現に、ある愛用品については、町内に3店舗同じチェーン店があるにもかかわらず、一番遠い店舗でしか取り扱いがありません。

生産終了になんてなった場合は、また自分の肌に合うものを求めて、自分自身で試してみるしかありません。

なぜなら「敏感肌向け」を謳っているものでも、自分には合わない、なんてこともあるのですから…。

HSP(敏感すぎる人)の触覚過敏…大人になると、こんな苦労もありました

成人して就職すると、こんな苦労も現れました。

それは、化粧品です。

最初に就職したところは、接客もありました。

そのため、社会人の身だしなみとして、メイクをする必要がありました。

学生の頃は、ほぼすっぴん(基礎化粧をする程度)で問題なかったのですが…。

ファンデーションは、いわゆる有名どころのCMで紹介されているようなものを使ってみたのですが…肌が痒くなるのです。

肌がボロボロになってきました。

また、口紅を使うと…合わないものは皮が脱皮するかのごとく、ベロベロと剥けてくる…。

保湿が足りないのか?とリップクリームをこまめにつけても、ダメでした。

酷いと、口唇ヘルペスが出てしまったり…。

肌が弱いという先輩に「これなら大丈夫だったよ」と、無香料・無添加の化粧品をおすすめされ、使ってみるものの…やはり、肌が痒くなる…。

その結果、色付きリップクリームで、ごまかしていました。

最後のほうは、もう開き直ってすっぴんで窓口に立っていたこともあります。

 

また、制服着用義務があったため、ストッキング着用でしたが…これでも肌が痒くなる…。

そのため、素足+靴下でいたこともあります。

 

今現在は、接客が発生しない仕事に転職し、私服勤務になりましたので、メイクはほぼしていません。

ストッキングを着用する際は、膝丈のものにし、肌に触れる範囲を少なくしています。

HSP(敏感すぎる人)の触覚過敏…これが私にとっての理想のマスクでした!

私は、長いこと医療現場で仕事していたため、感染防止のためのマスク着用は、半分義務のようなものでした。

ところが、会社から支給されるものだと…どうしても肌に合いませんでした。

医療用のマスクでも、です。

触覚過敏の辛いところ…職場では我慢して使っていました。

医療現場を離れ、全くの異業種に就職してからは、花粉症悪化時や、乾燥している時期の風邪予防で、通勤時にマスクを着用しています。

メガネを常用している私は、マスクを着用していると、メガネが曇ることに悩まされていました。

また、直接肌に触れるもの…特に乾燥している冬の時期は、いつもより肌が敏感になっているため、合わないものを身に着けると、すぐに赤くなってしまいます。

同じくHSP(敏感すぎる人)である現在の夫は、マスクではかぶれないようで「安売りの箱で売ってるやつを買ってきて」と言い、特に問題なく使えています。

ところが、私は…合わないとすぐに痒みが出てしまう…。

そのため、少量パックのもので試して…マスクジプシーをしていました。

そして、一昨年の冬に、やっと自分の肌に合うマスクと出会うことができたのです!

それが、こちら。

興和株式会社さんの三次元マスクです。

純日本製。耳も痛くならない。

小さめサイズもある。

ペラペラすぎないため、安心感もある。

個包装だともっと嬉しいのですが、快適さには満足しています。

これに、北見ハッカ通商さんのハッカ油を外側から、少し離して1~2プッシュ。

臭い対策もでき、呼吸も楽になります。

マスクが当たる肌の乾燥が気になるときは、保湿をしたうえで精製されたワセリンを薄く塗ります。

私は、チューブタイプで赤ちゃんでも使えるものを選んでいます。

合う・合わないは個人差があるので、目立たない場所で少量から試してご確認くださいね。

おかげさまで、三次元マスクと出会ってからは、マスクジプシーをしなくて済んでいます。

マスクケースに予備を入れて持ち歩いてますが、コンビニでも少量のものの取り扱いがあるため、万が一忘れた場合も、出先で購入できます。

安心して使えるものがあるというのは、本当にありがたいですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

もし、あなたも私と同じようにHSP(敏感すぎる人)で触覚過敏に悩んでいるのであれば、参考になれば幸いです。

また、触覚過敏ではなくても、敏感肌や乾燥肌で悩んでいるのであれば、この記事がお役にたてるかもしれません。

ただ、必ずしもあなたにも合うと保証はいたしかねますので、ご了承ください。

おうちサロンでエステティシャンをしていた友人は、自分の肌でエステで使用する化粧品をかたっぱしから試し、自分の肌に合うものだけを採用していると言ってました。

敏感肌だと、自分に合うものを見つけることが難しい、そう感じます。

そうはいっても、昔よりも敏感肌用の化粧品の種類が増えたように感じます。

そのため、以前よりは自分の肌に合うものを見つけやすくなっているかもしれません。

お試しサイズを取り扱っていたり、サンプルをいただけるところもあるようなので、相談してみるものいいかと思います。

おしゃれを楽しみたいのは、誰だって同じ。

触覚過敏、敏感肌だからと諦めたくないですよね?

あなたが、少しでも暮らしやすくなることをお祈りいたします。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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